2012年6月3日日曜日

ラタトゥイユを美味しく作る3つのコツ


ラタトゥイユを作りました。
所用時間約15分。
いつものラタトゥイユに少しだけ手間を加えるだけで、
素材の味がグン!と引き立つおいしい料理に生まれ変わりました。

さて、早速ラタトゥイユを美味しくつくるコツを3つご紹介しましょう。




今回参考にさせていただいたのは、フランスのミシュラン星つきシェフ松嶋啓介さん。
自身のレシピ本松嶋啓介の家でもおいしいフレンチ の冒頭に紹介されている、
ラタトゥイユのレシピを参考にさせていただきました。

講談社 松嶋啓介の家でもおいしいフレンチ
もう読みまくってるんで表紙がボロボロ…

松嶋シェフのアドバイスは、シンプルですがとても奥深く、とても参考になります。
菜をそれぞれさっといためて火を通していくと、その野菜の持ち味が生きておいしく仕上がるんです。パプリカは炒めることであくが取れます。やさしい味のなすとズッキーニには少し焼き色をつけると香ばしさも広がります。

そうそう!ラタトゥイユって、普通に蒸し煮にしてしまうと、なすとかがクタッっとふにゃふにゃになってしまっていて、美味しさが半減しているのでは?と思っていたんですよね!

松嶋シェフのアドバイスは大きく分けて3つ。
それぞれをご紹介しましょう。


コツ◆その1:パプリカはよく炒める!


パプリカって、火を通すと独特のえぐみが抜けるみたいです。
なので、クタッっとなるまでフライパンで炒めて、塩で味付け。
これだけで、トロッっとして甘ーいおいしいパプリカに仕上がります。

コツ◆その2:なすとズッキーニは焦げ目をつける!


なすとズッキーニはちょっと焦げ目がついているほうが美味しく感じます。
なので、ちょっと強い火で一気に炒め、焦げ目をつけてから塩こしょうで味付け。
こうすることでしゃきっとした歯ごたえが生まれます。
また、かりっと仕上げるのでうまみが濃縮されるような気が。
口の中でおいしさが広がるようになります。

コツ◆その3:そんなに煮込まない!


それぞれの素材をフライパンで炒めた後、お鍋で具材を混ぜ、「温める」ぐらいでOK.
あまり火を入れすぎると、煮くずれて美味しくなくなる気が。




レシピ

◆材料◆
トマト 5個
タマネギのみじんぎり 半分
にんにくのみじんぎり 半かけ
パプリカ 赤+緑 1個づつ
ズッキーニ 1本
なす  1本
オリーブオイル 適量
塩・呼称 適量
タイム 少々


  1.  トマトは湯向きして1cm角に。その他野菜を切る
  2.  鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて弱火いかけ、ゆっくりと火を通し、香りがたったらタマネギをいれる。しんなりしたらトマトをいれてゆっくり炒める。温める程度の弱火にかけて時々混ぜる。
  3. フライパンにオリーブオイルを入れて、パプリカを炒め、しんなりしたら塩少々を振って混ぜ、ざるにあげて余分な油を切る。
  4. ズッキーニをフライパンで炒めて、塩こしょう。ざるにあげてあぶらを切る。続いてなすを炒め、焼き色がついたら塩こしょう。ざるにあげる。
  5. なべになす、ズッキーニ、パプリカをうつして全体を混ぜ合わせ、タイムを加える。

お好みでポーチドエッグやバジルペーストを加えてもOK。



こうしてできたラタトゥイユは旦那様にも好評でした。
食べやすいようにパスタを添えて。
ブイヨンなど一切入れないのに、なんだかとってもコクのある美味しいラタトゥイユ。

オススメです!



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